オーロヴィル その1 <エコヴィレッジ>

久しぶりに旅のお話「インド編」です^^

2004年12月26日、スマトラ沖地震が発生した時
私はインドのタミル・ナドゥー州の海岸沿いのオーロヴィル(Auroville)という小さな村にいました。

オーロヴィル その1 <エコヴィレッジ>
          <マトリマンディール>

オーロヴィルはマトリマンディールを中心に広がる
インドでも一風変わった国際色豊かなエコヴィレッジicon12
インド政府から指定された特別な自治地域で、
国連を始め多くの公的機関の賛同を得、支援を受けている実験都市です。
そして・・・旅行者にはとても居心地の良い没地face02

ドイツの若者は兵役の代わりにオーロヴィルでの生活(確か2年?)を選ぶことができます。
同じ宿に泊まっていて仲良くしていたドイツ人女性の息子さんが
正にその道を選んでいました。

オーロヴィル その1 <エコヴィレッジ>オーロヴィル その1 <エコヴィレッジ>
         <滞在したGuest House (Atithi Griha) >オーロヴィル その1 <エコヴィレッジ>

また、建築の町?としても有名で
インド各地から建築学を学ぶ学生がインターンとして訪れています。
同じ宿にもインターンシップでやってきた学生が滞在していました。
素敵なゲスト・ハウスでしょ!


最近は日本でもエコシティとして雑誌にも取り上げられたりしているようです。

この町はインド人哲学者のシュリ・オーロヴィンドの思想に共感したフランス人女性、
ミラ・アルファッサ(通称“マザー”)が彼の死後、彼の意思を継ぎ創り始めた理想郷なのです。

詳しい説明はオーロヴィルの公式サイト
またはオーロヴィルに住む松本研司さんのWebサイトをご覧ください。

マトリマンディールは精神活動のセンター的存在だそうです。
この球体の最上部は真っ白な空間で中心には大きな水晶が置いてあり
滞在者には確か一日に何回か瞑想のために開放されています。
滞在中は1日1回通っていました。
瞑想にはとてもよい環境でしたよ。

ちょっと面白いなと思ったのが
瞑想の部屋に入る前に、部屋の入り口に用意されている靴下をはかなければならなかったことです。
部屋を出たらその靴下は脱いで使用済みのボックスに入れました。
白い空間だったので綺麗に&清潔に保つためなんだと思います。

私が訪れた時はまだ未完成で外も写真の裏側はまだ金色の円盤?が付いていませんでした。
中は瞑想の部屋とそこに通じるらせん状の階段以外は空洞でした。

瞑想の部屋はとても音が響く構造で、ちょっとした音もエコーしてしまいます。
私は滞在中、空咳が出ていて
瞑想中にどうしても我慢できずに何回か咳をして周囲に迷惑をかけてしまいましたicon10

オーロヴィルについては1日では書ききれないので何回かに分けて書こうと思います。
興味のある方は続編を見に来てくださいね。


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Posted by わこうれん at ◆2009年01月15日19:50インド
この記事へのコメント
インドとは思えない街並みですね・・
欧州リゾートといった雰囲気ですよ。

太陽光の利用や、バイオも含めて先進のエコロジータウンなんですね。
人間の本来の思考や生活スタイルを呼び戻すようなイメージに感じますよ。

マトリマンディールを中心に螺旋状に配置された街並みにも
きっと理由があるのでしょう。
生活する人たちのパワーが同じベクトルに進みそうな気がしますね。

こういう場所の存在を、私は初めて知りましたが
人類みんな仲良く・・っていうところが根底でしょうか・・・
勉強になりました。
Posted by ロロノア at 2009年01月16日 17:03
ロロノアさん

リンク先のサイトを詳しく見てくださったんですね。
関心を持っていただいて嬉しいです。

私が訪れた時の印象は
理想社会のあり方を模索中の正に「実験都市」でした。
理想郷実現への道のりは、やはり楽なものではないようです。

しかし、理想へ向けて歩みだしている。
歩んでいるということが素晴しいと思います。

次回のインド訪問でも訪れたい場所です。
Posted by わこうれんわこうれん at 2009年01月16日 22:24
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